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FRPとは
FRPとはFiber Reinforced Plastic(繊維強化プラスチック)の略です。
繊維にマトリックスとなる樹脂を浸し固めた材料、製品をFRPと呼びます。
繊維の種類は複数あり、現代でも新しい繊維の開発が行われています。
呼び名もガラス繊維を利用したものをGFRP,炭素繊維を利用したものをCFRPと区別されます。
弊社製品は主にガラス繊維を使用しています。
高強度で、炭素繊維よりも安価です。
FRPに使われる樹脂は主に熱硬化性樹脂と呼ばれ、熱を加えることで硬化させます。
弊社では不飽和ポリエステル樹脂(UP)、エポキシ樹脂(EP)、ビニルエステル樹脂(VE)を使用します。
UP樹脂が一般的によく使われる樹脂ですが、
強度や耐薬性等特殊な環境下に合わせて樹脂を使い分けていきます。
高強度で重量は鉄の1/4以下
弊社FRP商品群の重量は鉄に比べてはるかに軽いです。
しかし、だからと言って強度が劣るわけではなく、
こと引張応力に関しては高強度を誇っています。
他社のGFRP製品に比べてねじ部を保ちつつ強度が高いのは長年の研究から生まれた生成方法によるものです。
高い耐久性、腐食耐性
湧水などの酸性、高アルカリ含有コンクリートなどのアルカリ性に対してメッキやコーティングをしなくても耐久性があります。
鉄と違い腐食の問題がないためコンクリートを破壊することなく修繕費、維持費の削減に繋がります。
山と海に囲まれた日本だからこそFRPの特性は発揮されます。
高い対応性と応用性
弊社工場では多種多様な形態のFRPを生成することができます。
スパイラル型、U型、ギザギザ等要望に応えることができます。
また樹脂に添加物を加えることでUV耐性、より強い耐薬品性等を付加することができます。
更にFRPは電気を通しません。電磁波が飛び交う環境下や漏電が気になる場所には最適です。
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